Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
西谷 健夫
JAERI-M 90-087, 182 Pages, 1990/06
プラズマの磁場閉じ込めにおいて、不純物の蓄積とそれに伴う放射損失は、核融合炉級のプラズマを得る上で、解決すべき重要な問題の一つである。JT-60プラズマの放射損失を調べるためにポロメータ測定装置と関連する計測装置の研究開発を行なった。これらの計測装置を使用し、3通りの磁場配位(リミター、外側ダイバータ、下側ダイバータ)と2通りの第一壁材(TiC被覆モリブデン、炭素)のプラズマについて放射損失と巨視的パワーバランスを統一的に調べた。また、プラズマ周辺部(ダイバータも含む)に放射損失が局在する現象であるMARFEとIDCについてその放射損失的特徴を調べた。
西谷 健夫; 伊丹 潔; 永島 圭介; 辻 俊二; 細金 延幸; 吉田 英俊; 安東 俊郎; 久保 博孝; 竹内 浩
Nuclear Fusion, 30(6), p.1095 - 1105, 1990/06
被引用回数:16 パーセンタイル:53.11(Physics, Fluids & Plasmas)JT-60の3つの磁場配位(外側ダイバータ、下側ダイバータおよびリミター)と2種類の第一壁材(TiC被覆モリブデン、炭素)の放電における放射損失と巨視的なパワーバランスを調べた。TiC被覆モリブデン壁の外側ダイバータ放電では、入射パワーの約90%がダイバータ部へ導かれ、主プラズマの放射損失が約10%というきれいなプラズマを達成した。一方炭素壁では、配位にかかわらず主プラズマの放射損失が入力パワーの20~25%になっている。